ムシとヤマのススメin飯能もいよいよ、昆虫濃度の濃い山の中へ。天覧山は、標高わずか197メートルとは言え、山は山。ヤマノススメでは、高校で再会したあおいとひなたが、一緒に上る最初の山ですね。
ヤマノススメには、あまり虫は登場しないようですが、「山に登るからには、やっぱり虫を見ないと」、なんて思うのは、虫記者だけでしょうか。
天覧山は、こんなに低い山です。頂上付近に見える白い長方形の物体がヤマノススメ聖地巡礼のメッカの展望台です。
展望台は、巡礼の人々も加わって、いつも大賑わいのようです。
展望台には初冬の暖かい日には、越冬準備のテントウムシがたくさん飛んできます。展望台の柱はテントウだらけに。
近くのエノキの落ち葉の中にはオオムラサキの幼虫も。アカボシゴマダラ幼虫に似てますが、お尻の突起がハの字に開いているのがオオムラサキ、閉じているのがアカボシゴマダラ。ゴマダラチョウにも似てますが、ゴマダラは背中の突起が3対、オオムラサキは4対。
これがオオムラサキ
こっちは近くの葉の上にいたアカボシゴマダラ
冬はカメムシの季節でもあります。
カスミカメの仲間
クヌギの幹にはクヌギカメムシ
セアカツノカメムシ
天覧山は虫が多いので、一回では紹介し切れないようです。