虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

葛西のオオツノカメムシ、お目覚め

 たぶん日本一立派な角を持つカメムシのオオツノカメムシ。東京では普段なかなか見かける機会がないオオツノカメムシですが、冬は越冬のため海辺の公園にやってくることがあります。

 葛西臨海公園もそんな貴重な公園の一つ。と言っても、これまでに見かけたのは、今回を含めて2回だけですが。でも老眼、乱視の虫記者が見つけられるのですから、きっとかなりの数のオオツノカメムシが毎年ここで越冬しているのでしょう。
イメージ 1

イメージ 2
 今回はなぜか、竹林にいました。最近春のような日もあったので、越冬から目覚めてしまったようです。

 正面顔を撮るため、ちょっと移動させました。右側はすぐ海です。
イメージ 3

 機動戦士系の装束で、なかなかに格好いいカメムシです。
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

 ムラサキシジミも、そろそろお目覚めの季節。♀のようですね。この時期まで頑張れば、春の繁殖シーズンまで生き残れるでしょう。
イメージ 7

イメージ 8

 ウラギンシジミもずいぶん目立つ場所にいたので、最近お目覚めして、隠れ家から出てきたのでしょう。 
イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

  こんな細い体で、無防備な場所で、よく越冬できるものだと感心するのが、オナガグモ。
イメージ 12

 どこにいるのか、良くわかりませんよね。斜めに突き刺さった緑の松葉のようなのがオナガグモです。上から見ると、若干クモらしく見えますね。
イメージ 13

イメージ 14