虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

カップルで見たい相思相愛のかわいい鳥、ソウシチョウ

 虫の少ない冬は、たまに鳥も撮ります。高尾山周辺で今日出会ったのはソウシチョウ。雄と雌を引き離すと、しきりに鳴き交わす様子が、離れがたい相思相愛のカップルを思わせるので相思鳥(ソウシチョウ)の名が付いたという、ロマンチックな鳥ですね。そんな名前の由来を彼女と語り合ったら愛が深まるかも。

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可愛い上に美声のソウシチョウですが、侵略的外来種ワースト100に指定されているらしいです。

 この場所では5、6羽の小さな群れが、人通りが絶えるたびに路上に出て、木の実をついばんでいました。日陰なので、ちょっと粗い画像なのが残念です。

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ソウシチョウの大きさはスズメぐらい

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木の実を食べるソウシチョウ

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相思相愛のソウシチョウカップルかも

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赤い嘴が口紅のようでかわいいソウシチョウ

 相思相愛の象徴と言われても、1人で虫撮りに来た寂しい中高年男にとっては、わびしさが募るばかり。

 このソウシチョウ、見た目がこんなに可愛いのに、何と日本の侵略的外来種ワースト100にランクインしているらしいです。もともと、観賞用、愛玩用に海外から持ち込まれたものが、逃げ出して野生化したとのこと。悪意を持って侵略してきたわけでもないのに、侵略者扱いされるのはかわいそうですね。