虫の少ない冬は、たまに鳥も撮ります。高尾山周辺で今日出会ったのはソウシチョウ。雄と雌を引き離すと、しきりに鳴き交わす様子が、離れがたい相思相愛のカップルを思わせるので相思鳥(ソウシチョウ)の名が付いたという、ロマンチックな鳥ですね。そんな名前の由来を彼女と語り合ったら愛が深まるかも。
この場所では5、6羽の小さな群れが、人通りが絶えるたびに路上に出て、木の実をついばんでいました。日陰なので、ちょっと粗い画像なのが残念です。
相思相愛の象徴と言われても、1人で虫撮りに来た寂しい中高年男にとっては、わびしさが募るばかり。
このソウシチョウ、見た目がこんなに可愛いのに、何と日本の侵略的外来種ワースト100にランクインしているらしいです。もともと、観賞用、愛玩用に海外から持ち込まれたものが、逃げ出して野生化したとのこと。悪意を持って侵略してきたわけでもないのに、侵略者扱いされるのはかわいそうですね。