虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

ニジュウシトリバの羽化、今年も成功。去年の反省で今年は食痕も幼虫もしっかり撮影。

 24本の羽根を持つ蛾、ニジュウシトリバの仲間、マダラニジュウシトリバの羽化に今年も成功しました。

 去年食痕の多いスイカズラの蕾を見つけた時は、まさか本当にニジュウシトリバが出てくるとは思わなかったので、食痕の撮影は忘れ、中にいた幼虫の写真も超いい加減に撮ってしまいました。

 今年はその反省から、5月下旬にちゃんと食痕を撮影し、食痕の多いスイカズラの蕾を幾つか持ち帰りました。すると数日後に幼虫が蕾から出てきてティッシュに潜って蛹に。

ニジュウシトリバ幼虫の食痕。これだけ派手に食害していると、もう外に出て蛹になっているかも。

マダラニジュウシトリバの幼虫。去年蕾の中で確認した幼虫は白かったが、蛹化前には赤くなるようだ。

羽化後の抜け殻になったマダラニジュウシトリバの蛹。

 去年、蕾の中にいた幼虫は半透明の白いイモムシでたが、今回のは薄紅色。蛹化前の成熟した幼虫はこんな色になるようです。

 そして6月上旬に羽化。しかし、たった一枚写真を撮っただけで飛び立たれ、その後行方不明になって二度と見つからず。

 成虫の写真は去年たくさん撮っていたので、成虫はどうでもいいや、みたいな気の緩みが失敗につながったのでした。

 今年の写真では、1本1本の翅が良く分からないので、去年の写真を参考に付けておきますね。

マダラニジュウシトリバ。今年はたった1枚撮ったところで逃げられました。

1本1本の羽根は去年の写真で。