24本の羽根を持つ蛾、ニジュウシトリバの仲間、マダラニジュウシトリバの羽化に今年も成功しました。
去年食痕の多いスイカズラの蕾を見つけた時は、まさか本当にニジュウシトリバが出てくるとは思わなかったので、食痕の撮影は忘れ、中にいた幼虫の写真も超いい加減に撮ってしまいました。
今年はその反省から、5月下旬にちゃんと食痕を撮影し、食痕の多いスイカズラの蕾を幾つか持ち帰りました。すると数日後に幼虫が蕾から出てきてティッシュに潜って蛹に。
去年、蕾の中にいた幼虫は半透明の白いイモムシでたが、今回のは薄紅色。蛹化前の成熟した幼虫はこんな色になるようです。
そして6月上旬に羽化。しかし、たった一枚写真を撮っただけで飛び立たれ、その後行方不明になって二度と見つからず。
成虫の写真は去年たくさん撮っていたので、成虫はどうでもいいや、みたいな気の緩みが失敗につながったのでした。
今年の写真では、1本1本の翅が良く分からないので、去年の写真を参考に付けておきますね。