虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

罠にはまったアカタテハ

 観音崎公園の小高い丘の上に、タテハチョウが集まる広場があります。日向ぼっこに最適な場所なので、秋から冬にかけて、必ず何匹かのタテハがここでテリトリーを張っています。しかし、ここには危険な罠があるのでした。
 
 最初に登場したのはヒメアカタテハ
イメージ 1
 
 ヒメアカタテハが去った後、アカタテハがやって来ました。
イメージ 2
 
 アカタテハはその後、クヌギの木につるされたペットボトルに引き寄せられていきました。
イメージ 3
 
 このペットボトルは、みなさんご存知のスズメバチ退治の罠です。ボトルの中にはお酒や砂糖など、タテハの好物が。スズメバチが何匹か中でおぼれ死んでいるので、危険な場所だと分かるはずですが、中年おやじと同じで、お酒の誘惑には勝てません。
 
 「やめなさい、やめなさいってば」と言ったのに。あー。とうとう中に入ってしまいました。
イメージ 4