虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

未熟者の擬態

 棒状の擬態と言えばナナフシですが、そこまでの完成度はないながら、けなげに努力している連中もいます。
 
 まずは、津久井湖城山公園のコカマキリ。見つけた瞬間に、ピッとカマを伸ばして硬直してしまいました。擬態なのか、戦闘ポーズなのか、はたまた盆踊りの練習なのかは分かりません。
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    色々なポーズが楽しいコカマキリ。「盆踊りのわけないでしょ」
 
 次は港区自然教育園のホソヘリカメムシ。努力は認めますが、まだ練習不足。がに股の後ろ足がそのままです。
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 同じく教育園のオナガグモ。これは見事ですね。見事すぎて正体が分かりません。
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 「ただのゴミじゃないの」という疑惑を晴らすために、チョンと触ってみると。
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    オナガグモで遊ぶのも楽しい。「生き物をおもちゃにするなんて、この罰当たり野郎」