虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

高尾山の虫見シュラン・ガイドその4、ベニカミキリ

 小仏城山は、茶屋もトイレも草地も花畑もあり、ピクニック気分に浸れる公園のようなところです。
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小仏城山の茶屋


なぜか皆、こっち側の眺めに見入ってますが、富士山は逆方向です。
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 このコースのいいところは、あちこちの見晴台から雄大な富士山が望めること。でも、こんな風に霞がかかっていることが多いんです。
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ピクニックのお供にぴったりの星ゼロの虫たちが、たくさんいます。
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クロボシツツハムシ、コガタカメノコハムシ、ナナフシ幼虫

茶屋の 薪にはカミキリが色々やってきますが、杉材ならこいつばかり。いつものヒメスギカミキリです。
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ヒメスギカミキリのカップ

薪には、キノコが好きなノコギリヒラタカメムシもいます。誰も見向きもしない地味虫ですが、ムシミシュラン・ガイドは、この造形が好きなので星一つ☆。
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ノコギリヒラタカメムシ。名前もかっこいい。

そして、ついにムシミシュランお勧めの虫が登場。もみじの花の上を数匹のベニカミキリが飛んでいるではありませんか。本来なら絶対三ツ星☆☆☆なのですが、望遠でボケボケなので、残念、悔しい星2つ☆☆です。
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 時計を見ると、時は既に午後1時すぎ。こんな調子で果たして無事下山できるのか。