日影沢の山道の途中で出会ったカミキリたちは、地味なのばかり。
アトモンサビカミミリは、サビカミキリの中では比較的分かりやすい模様です。
うーん、これは難しい。たぶんヒメナガサビカミキリではないかと思います。違うかも。
モモグロハナカミキリも目立たないハナカミキリです。
トガリバアカネトラカミキリも、立ち枯れの木の皮に同化してしまいます。
ここで一番多いカミキリは、トゲヒゲトラカミキリ。花に来ていたのはこればかりでした。
こうも地味なのばかりでは盛り上がりません。そんな時、ブログ「市川散歩」の市川さんが紹介していたフチグロヤツボシカミキリを思い出しました。そうだ、ホオノキだ。
高尾山への尾根道に大きなホオノキがあったはず。
しかし、ようやくホオノキにたどり着いたら、巨大虫網を持った親子の先客が、ばんばんフチグロを採りまくっています。
それでも何とか2,3匹見つけて写真を撮りました。でも被写体になってくれたフチグロも、すぐに子供に採集されて、最後は見える範囲には一匹もいなくなりました。
私は基本的には昆虫採集擁護派、支持派ですが、無駄に捕って、無駄に死なせてしまう採集はお勧めしません。
子供たちには「虫捕りは、飼える数だけ、標本にできる分だけにして、それ以外は最後に逃がしてあげた方がいいよ。そうすれば、また来年虫たちに会えるよ」と、教えてあげたいですね。あっ、忘れてました。イケメンのフチグロヤツボシカミキリにムシミシュラン星一つ☆です。