いよいよ、昼間よりさらにおいしい夜のライトトラップです。涼しくて気持ちいいです。
ボルネオオオカブト、クワガタもきますが、カブクワはお子様たちが喜ぶ虫ですね。大人の狙いは、やはり渋い蛾です。
ボルネオのジャングルでのライトトラップといえば、蛾まみれになることを覚悟しなければなりません。白い布がたくさんの蛾のデザインで埋まっていきます。エルメスのスカーフのようです。
しかも、これは絵ではなくて、生きています。ブランド物のスカーフより、はるかに価値があります。
ともかく種類が多いのがすごいです。一期一会です。二度と同じ柄は見られません。
まずは宝石をちりばめたような、小さくて美しい蛾たちのパレードをご覧ください。虫好きでなくとも、うっとりしますね。
スジベニコケガに近い蛾
アカスジシロコケガに近い種類
これもコケガ系か
リンガの仲間らしいのもきれい
まばゆい銀色。貴金属の輝きです。
ノメイガ系も無視できません。
イカリモンノメイガに近い仲間か
シロフクロノメイガ?
シャクガ系は面白い模様
ツバメガの仲間
ヒトリモドキの仲間
アツバの仲間
その他
拙著「昆虫記者のなるほど探訪」でも、アジアの虫撮りの穴場をたくさん紹介してます。海外旅行の際には、是非異国の虫に注目を。グローバル化で人間界の異国情緒は乏しくなっていますが、虫の世界はまだまだ異国情緒たっぷりです。