いくぜボルネオ虫紀行
ボルネオのキナバル山は三葉虫のようなサンヨウベニボタル、体長より飛び出した両目の距離の方が長いシュモクバエ、モスラのような巨大蛾ヨナグニサンなどなど、珍虫、奇虫がウジャウジャいて、虫好きは狂喜して、本当に気が狂うほどです。 大怪獣モスラのモ…
ボルネオと言えば、オランウータンやテングザルがいるジャングル。でもキナバル山の玄関口のコタキナバルは結構な都会です。しかし玄関口でさえ、虫がたくさんいる。さすがはボルネオですね。 ヤフーブログ閉鎖に伴う総まとめ復活作業。今回はコタキナバルと…
animals and insects of kinabatangan ⑦ 名残惜しいキナバタンガンの旅もいよいよ最後。サンダカンの町への帰途、送迎のミニバスはゴマントン保存林に、ちょっとだけ寄っていくことに。 ゴマントンは中華料理の高級食材「ツバメの巣」が採れる洞窟群で有名。…
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ⑥ キナバタンガン川での2日目夕方のクルーズ。またまた象の群れ発見です。 3匹鼻を寄せ合ってポーズ。「ハイ、チーズ」って感じです。こいつら、本当に野生なのか。あまりにもサービス精神が旺…
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ⑤ キナバタンガンでの2日目の午後は、団体行動で付近の村の散策。アニマル・ウォッチング・クルーズの合間の暇つぶしのようなものなので、あまり見るべきものはありません。 なにせ、ガソリンス…
animals and insects of kinabatangan ④ キナバタンガンでの2日目の朝。まだ薄暗い早朝にたたき起こされて、朝食前のアニマルウォッチング・クルーズに駆り出されます。「眠い」とか、「しんどい」とか言ってられません。アニマルウォッチャーへの道は厳し…
animals and insects of kinabatangan ③ キナバタンガン川での初日のクルーズ。象の群れの近くに、豚男君がいました。 その名も「ブタオザル」。ハンサムとは言えないまでも、豚男とはかわいそうな名前ですね。 本当は豚男ではなくて、豚尾でした。豚のよう…
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ② そういえば、虫紀行なのに虫が登場していませんでした。ボルネオ・ネーチャー・ロッジは、動物系のスケジュールがぎっしりで、虫撮りでぐずぐずしていて、団体行動を乱すと、アニマル・ウォッチ…
animals and insects of kinabatangan ① 今回のボルネオ旅行は、キナバタンガン川とセピロック。まずは野生動物天国のキナバタンガン川沿いのボルネオ・ネーチャー・ロッジに向かいます。 8月3日の昼過ぎ、マレーシア・サバ州の東端の町、サンダカンの空港…
insects of kinabalu park ⑯ いくぜボルネオ虫紀行、キナバル公園編の最後を飾るのは擬態蛾。 擬態昆虫数々あれど、「鳥の糞に集まる蠅」という、絶対触りたくない汚らしいシーンに擬態するというのは、究極の技と言えますね。この蛾はモンウスギヌカギバと…
insects of kinabalu park ⑮ 3月27日はキナバル公園最終日。帰りのタクシーに乗る寸前、ずっと探し続けていたハタザオツノゼミを執念で見っけー。シロオビハタザオツノゼミのようです。 たった一匹なので、逃げられたら大変。まずは気づかれないように遠…
insects of kinabalu park ⑭ 3月26日は、リワグスイートのレストランでサンドイッチ弁当を作ってもらい、リワグ川の河原でのんびりピクニック。あらかた虫探しの目標をクリアしたので、余裕ですね。サワガニなど探して遊びます。 しかし、そんな余裕が大…
insects of kinabalu park ⑬ キナバル公園内のホテルに宿泊すると、バルサムカフェでのブッフェの朝食が付いています。このレストランは値段が高いので、無料の朝食以外は遠慮していたのですが、夜ここで食事をすると、思いがけないプレゼントが手に入ること…
insects of kinabalu park ⑫ 3月25日の夜のキナバル公園。昼間ガイド役をしてくれた研究施設スタッフから、「30分ほどナイトウォークをしないか」とのお誘い。これは断れない。と言うか願ったりかなったりです。 夜のジャングルはやっぱり少し恐い。ガ…
insects of kinabalu park ⑪ キナバル公園では、サンヨウベニボタルとシュモクバエを探し回って、暗い所ばかりを歩き回っていたので、蝶との出会いは少なくなりました。二兎を追う者にはなりたくないですからね。 それでも、目の前に時々現れる蝶は、無視で…
insects of kinabalu park ⑩ 3月25日のキナバル公園。森の三葉虫、サンヨウベニボタルを難なく?クリアした勢いで、次のターゲットである森のハンマーヘッド・シャーク、シュモクバエ(Stalk-eyed Fly)に挑みます。 シュモクバエと言ってもイメージのわ…
insects of kinabalu park ⑨ ボルネオのキナバル公園での虫紀行。今回最大のターゲットは、昆虫界の三葉虫こと、サンヨウベニボタルでした。究極のキモカワ虫として、極々一部では人気のようです。 幼形成熟の♀は、見た目は太古の生物の三葉虫。なのに、その…
insects of kinabalu park ⑧ 3月24日の午後はラフレシア観光。キナバル公園本部から40キロほど離れたポーリン温泉(ここもキナバル公園の一部です。巨大な公園です)の周辺では、世界最大の花と言われるラフレシアが見られます。 ここのラフレシアは、…
insects of kinabalu park ⑦ 【注意】先の地震で、キナバル山頂への登山ルートは少なくとも3週間は閉鎖されると伝えられています。山裾のキナバル公園本部周辺のトレイルも、特に急坂のリワグトレイルの上部などは、通行が困難になっている恐れがあります。…
サバ州での地震でキナバル山は大変なことになっているようです。既に13人もの方が亡くなったとのこと。心からお悔やみ申し上げます。山中に残された方々の無事の下山を祈っています。 キナバル山は4000メートル超の山ですから、登山するにはしっかりし…
insects of kinabalu park ⑥ 3月23日夜。就寝前にホテルのベランダをチェック。小さな虫がいろいろ来ています。こういうところに住めたら幸せですね。ただし、虫嫌いの人にはお勧めできません。 熱帯には立派な羽があって飛べるナナフシも多いので、ベラン…
insects of kinabalu park ⑤ リワグスイートの食堂は、あまりメニューの数がないので、何日かいたらすぐに食べ飽きてしまします。しかし、食堂前のベランダは、夜は色々な虫、昼間はいろいろな鳥が来るので、見飽きることはありません。 キナバル公園到着の…
insects of kinabalu park ④ 3月23日夕方の大雨はすぐに上がり、涼しい夜がやってきました。心地よい風に吹かれながら、ホテルの部屋のベランダでお手軽虫撮り。極楽気分ですね。 虫記者が泊まった公園内のホテル、リワグスイートでは、ベランダで十分ラ…
insects of kinabalu park ③ キナバル公園が雨の日は、室内や建物の周囲で、ゴキブリを探してみてはいかがでしょう。南国はゴキブリの種類も豊富。いやらしいやつから、可愛いやつ、格好いいやつまで、色々です。 茶色のまるまっこいやつ。どちらかと言えば…
insects of kinabalu park ② 3月23日の夕方は、大雨になりましたが、乾期の雨は少し待っていれば上がります。 雨が降っても、嘆いてはいけません。熱帯雨林に雨はつきもの。雨が森をつくり、森が生き物を育むのです。雨なくして、ボルネオの大自然はあり…
insects of kinabalu park ① ボルネオ2日目、3月23日はKKからキナバル公園本部への移動日です。プチ観光をしながら、タクシーで公園へ向かいます。 タクシー料金は公園まで200リンギ(約6600円)を提示するドライバーが多いようです。メーター…
insects of kipandi ⑤ キパンディのライトトラップに最初に大挙やってきたのが、この緑色のセミでした。カブトや蛾は遅れてやってきます。 青、オレンジなどのセミも、形、大きさが同じなので、たぶん同じセミ。非常に人工的な色ですが、絵の具で塗ったわけ…
insects of kipandi ④ 満月が輝く美しい月夜に、灯火の下でカブクワを探すのは、よほどの素人です。かつてマレー半島のキャメロンハイランドでそんな大失態を犯した人がいます。何を隠そう、それは虫記者です。満月はライトトラップにとっては最悪。虫撮り人…
insects of kipandi ③ 蛾の愛好家によれば、蛾には「小さいほどきれい」の法則があるそうです。確かに、コケガとか、リンガとか、小さいのは美しいですね。ヤママユとか、スズメガとか大物には、きらびやかな装いのものは少ないようです。でも、大物の蛾には…
insects of kipandi ② いよいよ、昼間よりさらにおいしい夜のライトトラップです。涼しくて気持ちいいです。 ボルネオオオカブト、クワガタもきますが、カブクワはお子様たちが喜ぶ虫ですね。大人の狙いは、やはり渋い蛾です。 ボルネオのジャングルでのライ…