虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

虻蜂撮らず、でも撮ってしまうセイボウ、カギバラバチ

 虻蜂撮らず。アブやハチは、苦手意識とか恐怖感とかあって、あまり撮りません。ちょっと諺の用法が違うようですね。
 でも、ほかの虫を撮っていて、目の前に、ちょっと可愛らしい子が撮ってくださいポーズで現れると、ついシャッターを切ってしまうこともあります。

 土場でカミキリを撮っていた時に現れたのは
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 たぶんホソセイボウ。
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 足許にはミカドアリバチ。♀は羽がなくて、アリに見えます。
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 朽木の上で、被写体をかっさらっていく憎きチャイロオオイシアブ。今日の獲物はコメツキだ。後ろにいたクロハナムグリは慌てて逃げていきます。
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 草むらには、真っ白な衣装で気を引くアブ。ツルギアブの仲間のようです
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 そして、可憐な寄生蜂キスジセアカカギバラバチ。
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 カギラババチは、寄生蜂にさらに寄生するという、高次寄生で有名な蜂ですね。寄生界の王者的存在ですが、上には上がいて、3次寄生、4次寄生する虫もいるらしいです。研究者は大変ですね。