虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

春なのに地味な装いのミヤマセセリ

 いよいよ4月、春本番ですね。1日の裏高尾は花が満開。と言っても桜ではなく梅。何か変ですね。でも春の蝶はいろいろ姿を見せてくれました。
 まずは、地味だけど味わいのあるミヤマセセリです。あんまり地味で「だれも撮影してくれない」と不満気でしたが、私は結構こういうのが好きです。
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 ルリシジミも沢山飛んでいました。
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 ちょっとくすんだ色のがいると思ったら、スギタニルリシジミみたいです。ルリシジミと似た黒い紋の周囲に、白い縁取りがあります。
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 そして越冬明けのテングチョウとアカタテハ
 テングチョウは、羽を思い切り広げている写真が多かったのですが、この少しすぼめた感じの写真が、天狗の鼻と合わせて鋭角的でいいと思いませんか。
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 最後は満開の梅。個人的にはその根元の満開のオオイヌノフグリの方がきれいだと思いましたが、だれも注目しませんね。
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