虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

イエローバンドの代わりにブルーバード

 先週末は白馬村にいました。土曜は小雨が降り、北風が強く、最高気温10度以下。もしかしてイエローバンドギフチョウが見られればという期待を打ち砕く最悪のコンディションでした。仕方なく、久々のバードウォッチングです。うれしいことに、東京のスズメやムクドリ並みに、オオルリ(たぶん)とキビタキが飛び交っていました。
 どちらもこれまで見たことのなかった鳥で、最初は一生に一度のチャンスと興奮して、必死で追いかけました。でもそのうちに、鳥を見つければ、ほとんど例外なく、この2種類ということが分かり、落ち着きを取り戻しました。
 
 朝食中にホテルの窓から撮ったキビタキ
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 オオルリ(たぶん)はキビタキほど人なつっこくなく、あまり近寄らせてくれません。
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 ちょっと小さいけれど、これもオオルリか。
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 これはオオルリ♂の近くで良く見かけたのでオオルリ♀でしょうか。
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 飛ぶと、オオルリらしい迫力。
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 日曜は最低気温3度ながら、昼には気温が急上昇。果してイエローバンドに出会えるのでしょうか。ギフチョウの季節はもう最終盤。「まあ無理でしょうね」という声が聞こえてきそうですが、次回(仕事が忙しいのでいつになるやら)はいよいよ「勝負の日曜日」です。