白馬村は快晴。いよいよ勝負の日曜日です。ギフチョウ撮るなら「やっぱカタクリでしょ」と思いましたが、もうカタクリの季節は終わりかけ。日陰にいくつか花が残っているだけです。
とりあえず蜜標の写真だけでも撮っておこうと、座り込み、シャッターを切った瞬間。画面の中を黄色いものが通り過ぎました。顔を上げると、あっという間にギフチョウは、上空へ飛び去って行きました。
とりあえず蜜標の写真だけでも撮っておこうと、座り込み、シャッターを切った瞬間。画面の中を黄色いものが通り過ぎました。顔を上げると、あっという間にギフチョウは、上空へ飛び去って行きました。
もしかして、あれがイエローバンドだったのでは。逃がした魚は常に大きいものです。
蝶が飛び去った後、あわててモニターを確認すると、はっきりと光り輝く縁取り。結局、今回見られたイエローバンドはこの一匹だけでした。
後羽の黄色の縁取りが特にきれいです。
白馬と言えば、もう一つ忘れてならないのがヒメギフチョウ。ギフとヒメギフの生息域を分けるリュードルフィアラインがここを通っているのです。白馬八方で見たのは全部ギフ、その後に隣の五竜で見たのは全部ヒメギフ。こんな狭い範囲でも、きっちり住み分けができているんですね。
これはヒメギフ。後羽の表にオレンジの紋がありません。
ついでに、サカハチチョウの春型と、カラカネハナカミキリです。
ギフチョウの後だと、蛇足のような扱いになってしまって、これもちょっとかわいそう。