虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

トンボ初心者にもやさしいモノサシ

 6月1日の石神井公園ミドリシジミはまーだかなー。

おやおや、やっぱりまだのようです。幼虫がハンノキの幹を降りてきていました。これがピカピカのミドリシジミになるとは信じられませんね。
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 蝶はイチモンジチョウとコミスジばかり。この仲間は裏の方がきれいです。光が当たっていると、もっと赤っぽい茶色になるんです。
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 本日の蛾はこちら。ヨツボシノメイガです。昼間もよく見かけますが、葉っぱの裏にばかりとまるので、撮りにくいですね。
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ミドリシジミはあきらめて、今度はモノサシトンボを探します。三宝寺池の周りは、モノサシトンボが多いんです。

名前通り、目盛りが入った小さな物差しのような体。トンボ写真素人の私にとっては、こういう分かりやすい名前がうれしいです。

たぶん♀です。
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体は青くないですが、足が白いので、若い♂かも。なにせトンボ素人なもので。
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 モノサシトンボはヤンマのように飛び回らないし、近づいても逃げないし、イトトンボほど小さくもないし、入門編には最適ですね。

最後は丸っこくてかわいいヤツボシハムシ。エノキが多い世田谷区の砧公園はこいつばかりですが、石神井では初見でした。
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