虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

一円持ってトンボ撮り

 長いこと更新をサボってしまいました。罪滅ぼしに苦手のトンボにチャレンジです。先日悪天候にも負けず、駒ヶ根まで遠出してきました。駒ヶ根と言えば、一円玉トンボのハッチョウトンボですね。ハッチョウトンボ駒ヶ根の「市の昆虫」として、町おこしに一役買っています。

夕方近くにようやく駒ヶ根到着。南割公園は、かなり小さな公園です。

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 見つかったのは雄2匹だけでしたが、いないよりましです。さっそく一円玉を取り出して、大きさ比べ。みなさんも、ハッチョウトンボを撮りに行く時は必ず一円玉を持参しましょう。これがないと、ハッチョウトンボはただの赤トンボになってしまいます。一円玉をトンボの下に滑り込ませるためには、家族の協力も不可欠です。
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近くではギンヤンマのカップルが産卵の最中。ハッチョウトンボがたった2匹しかいなかったのは、きっと、こいつらにバクバクと食われてしまったのでしょう。

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イトトンボもたくさんいます。

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 所変わって今度は東京都心。市川散歩の市川さんにこっそり教えてもらったトンボ天国です。チョウトンボ、止まり方がカッコいいですね。
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羽の虹色の輝きを写すのはなかなか難しい。何十回もシャッターを切ってしまいました。
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 東京では希少種のベニイトトンボですが、ここでは一番多いトンボです。すごい。!
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 最後は高尾近くの大地沢。常連のハナクソアカネことマユタテアカネです。
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 これは、ネキトンボ?
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 オニヤンマの産卵シーンは暗すぎてボケボケ。やっぱりトンボは苦手です。
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