虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

鵜の目鷹の目でオオキンカメムシ探し

 本業の方の大仕事がそろそろ一段落なので、ぼちぼちブログも再開です。と、言うことで、やってきました城ヶ島。冬の三浦半島で一番暖かいところと言えば、南端の城ヶ島。三浦のオオキンカメムシはここに集合するに違いない。
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が、16日は久々の小春日和。ウラナミシジミやら、モンシロチョウやらが飛び交って、まさに春の雰囲気。これでは、オオキンも越冬気分にならないのか。

ウラギンシジミも日向ぼっこ。ぽっかぽか。
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 ムラサキツバメも縁側でのんびり。ぬっくぬく。
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 それでも、鵜の目、鷹の目、カマキリの目でオオキンカメムシを探します。

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鵜の目

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カマキリの目

すると、やっぱりいました。マサキの葉にで、でっかいオオキン。まだ越冬態勢にはほど遠く、元気に動き回っていました。
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手に余る大きさ

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めっちゃ元気

 帰り際にもう一匹。こちらはシロダモの葉の裏側。居心地のいい冬のねぐらを見つけたようです。
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 この日の収穫は2匹でしたが、実は先週、房総ですごい穴場、見つけたんです。さっと見て回っただけで、30匹ぐらい。まだ一枚の葉に1匹、2匹ずつの状態だったので、これからすごい大集合シーンが見られるのではとわっくわくです。