虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

高尾山の虫見シュラン・ガイドその21、ハサミツノカメムシ♂

 草戸山から三沢峠を経て南高尾山稜に向かいます。尾根道のアップダウンが結構きついです。
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(左に下ると城山湖、真ん中は峰の薬師、右は三沢峠を経て南高尾山稜コース)

おっ。この真っ赤な角。お前は誰だ。
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 正体はハサミツノカメムシの♂。ハサミムシとカメムシが合体したようなやつです。迫力の造形に星一つ☆。
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指に乗せてみました。
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 シマサシガメはまだ幼虫ばかりです。
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 ホホジロアシナガゾウムシのカップルもいました。このポーズ、最高です。♂の長い足が役に立つのはこの瞬間です。「僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろ?」。加山雄三も真っ青の熱愛ぶりに星一つ☆。
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花が半鐘(小さな鐘)に似ているからハンショウヅル。いい花です。
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 セモンジンガサハムシとかクロツマキジョウカイとかは、サッと撮って、サッと通り過ぎないと、とても大垂水峠まではたどり着けそうにありません。
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