虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

極寒の2月にトンボ撮り、ホソミオツネン

 虫探偵・山川一浪さんのご指摘で、この記事中でホソミオツネンとされている写真は、実はホソミイトトンボであることが判明しました。お詫びして訂正します。

いよいよ2月。大寒を過ぎ、寒さも本番。カメラを持つ手がかじかむ季節になりました。
冬本番だからこそ、見なければならないのが、ホソミオツネントンボです。年を越してこそオツネン(越年)ですから。晩秋に元気に飛び回る姿を確認した千葉市泉自然公園。秋は簡単に見つかりますが、冬は厳しい。
自分がオツネンだったら、絶対こういうところで越冬するという、陽だまりの小枝を片っ端からチェック。しかし、見つかったのは、この一匹だけでした。

どこにいるでしょう。
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いいアングルでカメラを構えると。
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視線を避けるように、枝の裏側に隠れてしまいます。この極寒の中でも、恥じらいを忘れないのはすごい。極寒の中でも、平気で動き回れるのはすごい。
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でもさすがに、この寒さでは飛ぶことはできないので、逃げられる心配はありません。
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正面顔はかなり恐い。やっぱり肉食のトンボですね。
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