虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

オーストラリアはナナフシLOVEな国だった・豪キュランダの旅

 1月末にオーストラリア・ケアンズ近郊の熱帯雨林に囲まれた芸術家の村、キュランダへ行ってきました。なぜって、虫記者は芸術家ですから。なんて訳はないですね。
 キュランダはケアンズからの日帰りオプショナルツアーの定番ですが、無理やり宿泊してみれば(ホテルは数軒しかありません)、虫探しに絶好の地なのでした。赤青緑の光の三原色の蝶はいるし、冬の名物クリスマスビートルやら、金ピカのニジイロクワガタやらもいます。しかし、まず最初に紹介したいのは、ナナフシです。

 実は、オーストラリア人は意外や意外、ナナフシLOVEな国民なのです。学校や家庭でもナナフシを飼っているらしいのです。それだけ、かわいいのや、不気味なのや、大小様々、より取り見取りのナナフシがあちこちにいるということなんですね。

 まずは、超有名なユウレイヒレアシナナフシの御姿を拝見しましょう。
イメージ 1

 映画インディージョーンズ魔宮の伝説で、インディーと行動をともにする美女ウィリーの金髪をよじのぼり、ウィリーに歓喜の悲鳴を上げさせたあの虫ですね。
 
 あ、忘れてましたが、昨日更新した時事ドットコムの昆虫記者にも、豪キュランダの旅の第1話を掲載しましたので、旅の概要を一気読みしたい方はそちらをどうぞ。ブログの方は、たらたらと、のんびりと、ぼちぼちと、旅の足取りをたどって更新していきたいと思います。

 キュランダ初日にばったり出会ってしまったのが、HASENPUSCHという、どう発音したらいいか分からない名前の、堂々たるナナフシです。いきなりの出現に度肝を抜かれ、オタオタし、平常心を失ってしまいました。
イメージ 2
 まだまだ、旅の疲れと、ドットコム執筆の疲れと、寄る年波の疲れが残っているので、今日のところは、まずは帰国の御挨拶だけで終わらせていただきます。