初夏が近づいてきて、潮風が心地よい季節になりました。展望レストハウス・クリスタルビューから海を眺めるのもいいものです。
カラフルなドレスが潮風に舞うと、誰でもモデル気分に浸れます。是非お試し下さい。
しかし、浜辺には虫が少ないので、虫記者は蒸し暑くて、人通りもほとんどない公園裏手へ。
グミの木がたくさんあります。赤い実はいつ見てもおいしそうで、ついつまみ食いしてしまいますが、これが、いつものことながら渋くて不味い。
でもそんなグミの実をじつにおいしそうに食べる虫がいます。ご存知グミチョッキリです。まだ熟していない実が好みです。
狙いを定めて。
ブッスリと口を差し込みます。
都内のどの公園にもいるアカボシゴマダラ。まだ白が基調の春型がほとんどです。
ナナフシもだいぶ大きくなりました。
イボタの花はコアオハナムグリだらけ。
サクラに群れていた真っ黒なコガネムシは、カンショコガネの仲間でしょうか。
クズの葉をボロボロにするのは、コフキゾウムシとか、クズノチビタマムシとか虫メガネが必要なほど小さな虫たち。
クズノチビタマは、飛んだ瞬間に腹部の青い輝きが見えて、タマムシらしさを感じさせます。交尾の最中にも、上に乗った♂が、羽を広げてブンブンやっているのをよく見かけます。きっと興奮してるんでしょうね。その際にも、青い腹部があらわになります。