虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

寺家ふるさと村・虫めぐり続編

 田園都市線青葉台駅周辺の虫めぐり、寺家ふるさと村の続きです。今回はイモムシ、毛虫編にしました。

 イモムシ、毛虫は、名前の分からないのが多くて困りますね。とりあえず、名前の分かるものだけにしました。

 まずはトビモンオオエダシャク。中齢の幼虫を2匹見つけました。この段階が猫耳が大きく目立って一番可愛いように思います。

トビモンオオエダシャク幼虫。猫耳が目立つ中齢の時期が見頃かも。

トビモンオオエダシャク幼虫。中齢だと体長に比して猫耳が大きい。

 次はまさにドクロ顔のヒロバトガリエダシャク幼虫。ドクロと思うと怖い顔ですが、ドクロを知らない鳥や蜂にとっては怖くも何ともないと思うので、威嚇効果はないでしょうね。

ドクロ顔のヒロバトガリエダシャク幼虫。

 ヒメシロモンドクガ幼虫は、いかにも毒がありそうな、けばけばしい装いですが、実際には毒はないと言われています。それでも怖いので、これまで飼育を避けてきましたが、秋には翅の退化したメスが出現するらしいので、今度見つけたら飼ってみようと思います。

毒々しいヒメシロモンドクガ幼虫。でも毒はないと言われている。

 あとはその他の雑多なイモムシなど。

たぶんオオシマカラスヨトウ幼虫。

クルミにいたのでクルミマルハバチ幼虫。こんなのがミズキにいたらアゲハモドキ

スイカズラで良く見かけるスイカズラクチブサガの特徴的な繭。

桑にはクワコの幼虫。