単なる虫ウォッチャーではなく、芸域をバードウォッチャーにまで広げたいので、金沢自然公園続編は鳥です。小さな池のほとりで、カワセミを発見。早く魚取りの必殺技を見せてくれ。すると。
右を向いても
左を見ても、馬鹿と阿呆のカメラマンばかり。どこに男の 夢がある。
と鶴田浩二風に格好よくポーズを決めたかと思うと、虫記者をあざけるように、飛び去っていきました。
仕方なく、池にいたコサギを観察。しかし、こいつがまた、こちらの期待を裏切って、何度トライしても魚を捕まえることができません。
おっと、また失敗。
しかし、ついに1匹、つかまえました。
「どうだ、見事な早業だろ。ちゃんと写真撮ったか」
そんなちんけな魚一匹でいい気になるな、と言ってやると、「ピンボケ写真撮りやがって。今度はもっと立派なカメラを持ってこい」と捨て台詞を吐いて、飛んで行きました。