虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

心優しいギフチョウ

 4日は代休で久々に平日休みとなったので、関東地方に唯一残った神奈川県相模原市の例の有名なギフチョウの産地へ出かけました。春が遅かったので、ギフには少し早すぎるかとも思ったのですが、土日になると大変な人出となって、ひ弱な私がカメラの放列に割り込むのは難しくなりますから。
 しかし、不安が的中して、いつもギフが群れている桜系の花はまだ咲いていません。でも、たった一匹ですが、心優しいギフがアセビの花にやってきてくれました。地面に降りると、窮屈な格好で、小さなオオイヌノフグリでも吸蜜です。羽化したばかりのはずなのに、尾錠突起部分がちぎれていたのは残念ですが、姿を見せてくれただけでも感謝しないといけません。
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 まだ花が少ない今年は、小さなオオイヌノフグリも大切な蜜源。テングチョウも無理な体勢で蜜を吸っていました。
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 ルリシジミはスミレの花で、ビロードツリアブとコラボです。こちらは、蝶と花の大きさの釣り合いがとれています。
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 締めは、越冬明けとは思えないきれいな羽のルリタテハです。
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