14日の葛西臨海公園。冬に見つけたエイリアンのことをすっかり忘れていました。梅の枝にびっしり張り付いたアカボシテントウの蛹です。冬に見たのはハエトリソウのような口をあけた抜け殻でしたが、5月末から、はちゃんと中身の入った蛹が羽化の時期に入ります。
もう遅すぎるかと思ったのですが、なんとか間に合いました。
エイリアンたちの羽化ラッシュです。この様子はどう見ても害虫ですが、実は益虫です。気味が悪いからといって、駆除してはいけません。
枝にかたまっていた羽化後間もない成虫たち。
葉裏にかたまっていた、かなりしっかりした成虫たち。にじんだような透明感のある赤が印象的です、
成虫の周りにあるタマカタカイガラムシがすべて、穴あきになって、死滅しているのは、アカボシテントウの攻撃によるものかもしれません。
近くで、もう一種、別のカイガラムシを攻撃するテントウを見つけました。初見のベニヘリテントウです。小さいけれと肉食の益虫。頑張れ。