虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

衆人環視のカイツブリの巣

 17日の石神井公園。岸から手を伸ばせば届きそうなところに、カイツブリの巣がありました。護岸に生えた潅木の影になっているので、ちょっと見えにくいのですが、このあたりでは、有名人のようで、多くの人が覗き込んでいきます。

草の切れ間からヒナの顔が見えます。
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 離れたところから、望遠で撮っていたのですが、親鳥に気づかれたようです。「こら、何してるんだ」と睨まれてしまいました。
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 場所はこんなに目立つ歩道脇。石神井カイツブリは人慣れしているのでしょうか。聞いたところでは、ヒナを背中に乗せて泳いでいることもあるそうです。私は、この人たちの足もとから覗いていました。
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 鳥ついでに、最近見た面白い光景をもう一つ。最初はムクドリの惨殺現場かと思いました。
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こんな状態のもありました。かなり近づいても、動かないので、本当に死んでいるのかと思いました。
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 でも、実際はただの日向ぼっこだったようです。日向ぼっこなら、こんなに目を剥いて、口を半開きにして、不自然な格好をしなくてもいいような気がしますが、これがムクドリにとっては、リラックスのポーズなのでしょうか。