虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

横沢入は紫の季節

 五日市駅近くの里山、横沢入。ブログ「散歩道の手作り」の散歩道さんが時々紹介しているところですね。10日は快晴。陽だまりの谷戸は暑くて汗が出るくらい。ムラサキシジミがこのチャンスを逃すまいと、あちこちで吸蜜していました。
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 ムラサキシジミの吸蜜シーンはあまり見ないのですが、こういう日には、越冬に備えてせっせと腹ごしらえをするんですね。

タンポポにムラサキシジミ

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 ヒメジオンにムラサキシジミ
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 お茶にもムラサキシジミ
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 でも、吸蜜中はあまり羽を開いてくれません。花とのコラボを撮りたいのに意地悪なやつです。

開翅姿はやっぱり、葉っぱの上での日向ぼっこなんですね。小高い茂みにいいポーズのを見つけました。でも、斜め下からし撮れない。意地悪なやつです。

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 仕方なく、引っ付き草が生い茂った斜面を必死で登ります。少しいい位置にきました。
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 上から撮るには、さらに引っ付き草の茂みをかき分けて進まなければなりません。そして、やっとベストポジションに。

久々のムラサキシジミ真上撮り。光の当たり方によって、茶色の部分も薄青くなるんですね。初めて気付きました。

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 「やったー。羽全開」。でも全開すると、茶色の部分の青は消えてしまいました。やっぱり意地悪なやつです。
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        ひっつき草の被害は甚大で、掃除に30分ぐらいかかりました。
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