虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

台湾最南端虫めぐり③ 地味系のタテハたち

 マダラチョウ以外のタテハの仲間は、なんか地味なのが多かったですね。あんまり南国らしくなくてすいません。タテハ君たちの代わりに謝っておきます。
 
 まずは、お馴染みイシガケチョウ。隠れる時にはこんなふうに止まるのでしょうか。まるで葉脈に擬態するかのように、葉裏に止まっていました。
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 キミスジの仲間は、このボロ1匹だけでした。地味な上にボロで申し訳ないです。
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 クロタテハモドキは、地味の極致ですね。枯れ草の中にいたら、見分けが付きません。
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 まあまあきれいだけど、やっぱり地味なジャノメタテハモドキ。
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 シロオビヒカゲは、暗い笹藪にいる日陰者の蝶です。
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 タイワンイチモンジは羽先のオレンジの紋が特徴らしいですが、これがなかったらただのイチモンジですね。
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 タイワンキマダラは優しい色合い。まあ、日本で言えばキマダラヒカゲのようなフツーの蝶のようです。
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 このタテハは一番多くいたのに、今回が初見で名前が分かりませんでした。開くとルリマダラ系の青がきれいなんですが、閉じると存在感がありませんね。
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 ルリタテハはこんな南にもいるんですね。こちらのはぐるっと一周青い筋ですが、日本のは前の方が白くなります。
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 墾丁は原発の町でもあります。原発前のビーチは、天気のいい日にはサーファーや海水浴客で大賑わいになるそうです。ちょっと恐いような。
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