虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

フユシャク界のホルスタイン、大挙出現

 南国ボケから現実世界に戻ろうと、厳しい寒さにもめげず、生田緑地と舞岡公園に、フユシャク探しに出かけました。
 すると、ドヒャー。いるわいるわ。あのホルスタイン君がなんと、計5匹もお出迎えです。いやー、日本に帰ってきて良かった。
 実はこれまで、チャバネフユエダシャクの♀には出会ったことがなかったんです。生田での一匹目は、ちょっと痩せていて小ぶりだったんですが、それでも嬉しかったですね。
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 2匹目は丸々太った大物で、1匹目の倍以上の体重がありそうでした。この太鼓腹にはいったいどのくらい卵が入っているのでしょうか。
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 3匹目はまずまずのサイズながら、お腹がぺちゃんこ。産卵後なのかもしれません。
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 続いて舞岡の2匹です。
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 どうしてこんな羽のないイモムシみたいな蛾に興奮するんでしょうか。人間って不思議ですね。えっ、「興奮してるのはお前だけだ」って声も聞こえますね。それでもいいんです。変わり者と呼ばれようが、変態と呼ばれようが、いいものはいいんです。
 
 チャバネフユエダシャク♂は1匹だけ、例によってトイレの窓で見つけました。
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 ほかの種類のフユシャクは、まだ整理がつかないので、もう少し撮りためてから紹介したいと思います。えっ、「もう十分だから、やめってくれ」ですか。でも、そうはいかないんです。