今年も元気で越冬準備をしているでしょうか。去年はかなり数が少なかったので、生息環境が悪化しているのではないかと心配です。
まずトベラの葉裏で一匹見つけました。トベラは房総の海岸線に多い低木ですが、葉が小さいので、越冬には不向きでしょう。仮の宿かもしれません。
そして、定番のツバキ…のはずが、あちこち見て歩いて、見つけたのはたったの2匹でした。
これまた定番のシロダモですが、これも2匹だけ。房総のオオキンカメムシの趣味も変わってきたのかもしれません。
今年の意外な穴場の木は、ユズリハでした。1匹ずつバラバラではありますが、計10匹ほど。
ここのマテバシイは大木が多いので、ずっと上を向いたまま歩くことになります。普段から伏し目がちの人生を送っている虫記者ですが、たまには上を向いてふんぞり返って歩くのもいいものです。でも、後で首が痛くなります。