虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

いくぜボルネオ虫紀行⑩=熱帯雨林に雨はつきもの

insects of kinabalu park ②
 3月23日の夕方は、大雨になりましたが、乾期の雨は少し待っていれば上がります。
 雨が降っても、嘆いてはいけません。熱帯雨林に雨はつきもの。雨が森をつくり、森が生き物を育むのです。雨なくして、ボルネオの大自然はありません。
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 雨具は必携。雨に強いカメラ、オリンパスTGは、こんな時にも頼りになります。
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 熱帯雨林では、雨を楽しむ余裕も大切です。路上にカタツムリやカエルが出てきたり、雨の日もまた楽しいものです。
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   ナメクジとカタツムリの中間みたいなのが多いです。

 でも、1日中雨とか、毎日雨とかは「やっぱり嫌だー」。
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     ナメクジのようなカタツムリは、乾燥するとこんな情けない姿になるようです。

 調べてみると、キナバル山の天候が一番安定するのは、2月下旬から5月。つまり、3月末から4月初めの春休みの時期は、かなりいい天気ということです。
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 コタキナバルでは北東からのモンスーンの影響で一応10月~翌年3月が雨季などとされていますが、2月中旬からは晴れの日が多くなるようです。降水量を調べると、2、3月は非常に少なくなっています。そして6月下旬からは、今度は南西からのモンスーンの影響を受けますが、北東モンスーンほどは気にしなくていいようです。雨が最も多いのは、10月、11月です。虫探し、蝶探しなら3~5月と書いてあるものもあり、やっぱり春休みが一番のシーズン。3月からは暑い日が多くなります。
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素敵に毒々しい色のカエルです。