虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

スミナガシの幼虫の作品展

 東京近郊の里山。この時期、アワブキの葉を眺めていると、いろいろな作品に出会えます。スミナガシの若齢幼虫が作った、動く彫刻、モビールです。

 これはかなりの腕前。シンプルながら、芸術性が感じられます。
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 これはちょっと複雑。細かいところにこだわる職人気質がうかがます。
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 かなり手抜き。おおざっぱな性格なのでしょう。
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 大胆な構図。大物になる予感。
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 出来、不出来はありますが、それぞれ作者の個性が感じられます。

 そして、作者はどこにいるかというと、モビールの先に一本残った、葉の真ん中の葉脈の先にいることが多いですね。
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 モビールの中に隠れている方が安全な気もしますが、自らの作品をアピールするには、ここが絶好のロケーションです。