埼玉・秋ヶ瀬公園のオールナイト・ライトトラップ。シャチホコガの仲間も忘れてはいけませんね。
幼虫の鯱(シャチホコ)ポーズが有名ですが、成虫も見応えのあるのが多いんです。その中でもトップスターは、くるりと巻いた立体感のある枯葉に見えるトリックアート擬態で名高いムラサキシャチホコ。
ツマキシャチホコは、棒状に羽を丸めて枯枝に擬態しているそうです。
でもツマキシャチホコは、羽を開くと、あまり取り柄のない普通の蛾。
標本写真と、生態写真で全く印象が違う蛾の典型ですね。
オオエグリシャチホコもいました。
木の切れ端みたいな蛾です。
こうしてシャチホコが集まると、まるでガラクタ箱をひっくり返したような状況。しかし、蛾屋に言わせれば、「蛾の宝石箱やー」状態となります。