以前、冬の虫探しで紹介したような気がするスジツトガの幼虫。ススキやオギの茎に開いている丸い穴は、たいていこの方の住まいの窓です。
この窓の一節上に幼虫がいることが多いですね。
捕まえるのが簡単で、たくさんいるので、「笹虫」とかいう名で、釣り餌にもなっています。笹とか、アシとかの茎にもいるようですが笹もアシも固いので、捕まえて餌にするなら、ススキがいいと思いますが、ススキ虫では語呂が悪いのでしょうね。
とは言ったものの、実はこれが絶対にスジツトガだという確信はなかったので、釣り餌にはせずに一応育ててみることに。
しばらくして、茎の中で蛹になって、
先日羽化しました。
やっぱりスジスジのスジツトガでした。蛾は種類が多すぎるので、幼虫の見分けるには育ててみるのが一番。でも、こういう超地味な蛾だと、なかなか育てたいという意欲が湧いてきませんね。