虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

ウイルスにもめげずウスバシロチョウ探し

 数日前、パソコンが壊れました。フリーズすると同時にウイルスバスターのファイルが消滅するという、すごい破壊力でした。もしかして、タイミング的に世界中を震撼させている身代金要求型ウイルスの親戚?。

 まあ、ボロのパソコンだったので、ちょうどいいきっかけになったということで、新しいパソコンを調達し、ついでにようやくWiFiとやらの環境に変えました。

 ということで、パソコン購入、設定という中高年には苦難の作業で週末がつぶれたので、引き続き先週の津久井湖城山公園シリーズです。

 この時期の看板商品と言えば、ウスバシロチョウですね。
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 モンシロチョウ、スジグロシロチョウとあんまり変わらないと思う人が多いわけですが、なんと、ウスバシロチョウは、シロチョウではなくて、アゲハなんですね。だからウスバアゲハとも呼ばれますが、見た目はやっぱりシロチョウなので、野山で出会う虫屋さん、蝶屋さんは、ほぼ例外なく、ウスバシロチョウと呼んでいます。

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 ウスバシロチョウは春だけに発生するスプリングエフェメラルです。なので、正面から見るとかなり毛深いですね。春物のショートコートといったところでしょうか。コンピューターウイルスなんか、ちまちまと作ってないで、野山に出たらもっとすがすがしい気分になれるのに。なんてのんきなこと言っていると、また攻撃されるかも。