ここのエゴノキも揺籃だらけ。
さっきとは別のエゴツルクビオトシブミのカップルを発見。やはり、揺籃作りの最中の♀を狙うという、どさくさ紛れの交尾をしてました。エゴツルクビの世界では、このパターンが定着しているようです。上にもう一匹♂がいます。
その後、♂同士の格闘となって、結果的に邪魔な♂は2匹ともいなくなりました。こうなると、♀の作業は一気にはかどります。やっぱり、♂は役立たずで、煩わしいだけの存在だったようです。今回は最後まで作業を見届けようと思います。
これで完成です。なんと、今回はわずか20分の作業。旦那が休日に家に居ると「邪魔で邪魔でしかたがない」という主婦のぼやきも理解できますね。わが家も例外ではありません。
♀は満足げに完成品の上で、ホッとため息を付くと、すぐに飛び立っていきました。きっと次の揺籃づくりの作業場に移ったのでしょう。なんと甲斐甲斐しい。もう尊敬の一言ですね。
それに比べて、ぶらぶらして、♀の作業の邪魔をすることしか考えていない♂は呑気なものです。
これこそ♂のあるべき姿だなんて考えている人間の♂もいるかもしれませんね。