神田川の下流なんてどぶ川かと思っていたら、文京区の江戸川橋あたりは緑に囲まれて、結構清流っぽい雰囲気を醸し出していました。なので、スッポンポンで泳いでいる人も…なんてわけないですね。
今回の主役はスッポンなのでした。巨大スッポンを1匹のみならず、2匹も見つけたので、ダブルスッポンでスッポンポンというわけです。「神田川でスッポンポン」などという詐欺商法まがいの見出しに騙された人は、オレオレ詐欺にも要注意です。
緊急事態宣言で行く場所が限られる中、近場で未開拓で開いている公園を探したところ、肥後細川庭園が目に留まりました。さして大きくない公園なので、虫は少なかったのですが、庭園前の神田川(このあたりの神田川は昔は江戸川と呼ばれていたようです)で久々にスッポンに遭遇しました。
ワニガメぐらいの迫力のある相当に巨大なスッポンで、スッポン鍋にしたらゆうに10人前ぐらいになりそうでした。コラーゲンのかたまりのスッポンは美容にもいいらしいです(でもこの姿を想像すると食欲が出ない)。
そして2匹目のスッポン。顔は亀の仲間と言うより、ワニに近い感じですね。こんな怖い顔で、噛みついたら指を食いちぎるまで離さないとか言われますが、実際は臆病者で人を見るとすぐ水の中に「スッポン」と逃げるので、スッポンの名があるらしいです。スッポンポン(素っ裸でポンポン=お腹=を出したまま)とは語源が全く違うんですね。
亀ついでに、神田川を見下ろす手すりにいたキマダラカメムシも載せておきます。
明日は子供の日なので、ついでに鯉のぼりならぬ、神田川の鯉たちです。
そして一応虫ブログなので、細川庭園の虫たちです。