ホシアシブトハバチの産卵に遭遇。成虫も幼虫もお菓子系の可愛いハバチ。

　横浜市の公園でホシアシブトハバチの産卵現場に遭遇しました。ハバチの仲間は地味で小さいのが多いですが、このホシアシブトハバチは、ふっくらして結構ボリュームがある上に、黄色地に水玉の図柄もなかなか可愛くて、ちょっとお菓子系。

エノキに産卵に来ていたホシアシブトハバチ

　ホシアシブトハバチは、エノキの新葉の葉柄や、若い枝の中に産卵するので、エノキが新葉に覆われ始めるこの時期が成虫に出会うチャンスのようです。今回は大人の背丈にも満たない幼木に、２匹が産卵に来ていました。

ホシアシブトハバチはエノキの若い枝の中に産卵するらしい。

　ホシアシブトハバチは、幼虫も少女趣味の水玉模様で可愛らしいので、５月になったらこの木で幼虫を探そうと思います。

　幼虫の姿は、過去何回かアップしていたような気がしたのですが、過去記事を検索しても見つからないので、ついでに今回アップしておきます。

ホシアシブトハバチの幼虫は、こんな風に丸まってエノキの葉裏に張り付いています。

ブルーベリー・マフィンのようなおいしそうな姿のホシアシブトハバチの幼虫たち。

　小さめのエノキの葉裏で、クルリと丸まっていることが多いので、５月になったらエノキの下に身をかがめて、下からのぞき込むようにして探してみてください。ブルーベリー・マフィンのような、スイーツ感のある幼虫がきっと見つかるはずです。