ついに発見。あれがオオキンカメムシでなくて何であろう。オレンジ色の背中には、幼児のいたずら書きのような模様。縁取りと腹部の紫の輝き。ためつ、すがめつ、前から、横から、バシバシと写真を撮ります。後ろでは息子が、早くして、次は僕の番と待ち切れない様子。
背中の模様は、呪術の面のようでもあり、失敗した福笑いのようでもある
腹部の紫と黒の縞模様は、勝負下着のようでもある。
「下品なことを言うやつは、この森から出て行け!」
「そんなに熱い視線で見つめないで」と恥ずかしがるオオキン嬢