虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

プラタナスめくりの誘惑

 冬になると気になるのが街路樹のプラタナス。剥がれ落ちそうな大きな木の皮が目の前にあると、無性にめくってみたくなります。27日の夕方。場所は東京新宿区。西日を浴びて白く輝くプラタナスが目に入りました。
 ペリッ!。すると、やっぱりいました。プラタナスの木とともに日本にやってきた外来の害虫、プラタナスグンバイです。何百匹も集まって越冬しています。
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 もし、この虫が大きかったら、その造形美から、結構人気になるのではと思いますが、あまりに小さい上に、アブラムシのようにどこにでも、大量にいるので、誰も見向きもしません。
 
よく見ると、中世ヨーロッパの貴婦人のドレスのようでもあります。
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 それでもなぜか、「ペリッ」をやめられません。プチプチ潰しのような衝動でしょうか。
 時々テントウムシが越冬していたりすると、当たりくじを引いたような感覚があります。
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