優雅に干潟の中を歩いていたセイタカシギが、片方の足を徐々に体の中に格納していきます。
そして、最後には、完全に一本足になって動かなくなりました。「背番号1のすごいやつが相手♪」と、懐かしいピンクレディーの歌がよみがえってきました。そうです「フラミンゴみたい、ちょいと一本足で」不動の姿勢をとったのです。
完璧なフォルムが干潟の中に、静寂の時を刻みます。が、隣では息子が「疲れた」だの「お腹が減った」だの、文句を言って、静寂をぶち壊します。
仕方なく、葦原の前の休憩所でおやつタイム。すると、葦原の中をちょこちょこ飛び回る鳥がいます。近くのウォッチャーさんに尋ねるとオオジュリンとのことでした。
広大な干潟を1周した後は、さらに恐れ多くも、hanaoyajiさんのテリトリーにまで足をのばしましたが、その話は次回に。
干潟の全景。ラムサール条約で保護されている都会の中の貴重な自然です。