虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

マガモ夫婦とオシドリ夫婦の会話

 冬になると東京近郊では虫が減って、鳥が増えてきますね。ついでだから鳥も撮っちゃおうということになります。

 千葉の公園。オシドリ夫婦が茂みに隠れていました。仲睦まじく、こっそり夫婦の営みでしょうか。
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 日差しが暖かくなると、夫婦で散歩に出ます。散歩もいっしょなんて、人間界の熟年夫婦から見ると羨ましい。散歩の途中でマガモ夫婦と出会いました。
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 「オシドリさん、夫婦仲良しで羨ましいですね」。
 「マガモさんこそ、仲がおよろしいようで」。
 「でもオシドリさんにはかないませんよ。世のオシドリ夫婦の見本ですから。円満の秘訣は何ですか」。
 「それはもちろん、毎年相手を変えて、新鮮さを保つことですよ」
 「ゲゲーッ。オシドリさんって、毎年離婚、再婚なんですか」

 そうなんですね。一生仲良しのオシドリ夫婦なんて、嘘っぱちだったんですね。現実はそんなものなんですね。

 ついでに谷津干潟にも行ってきました。干潮と満潮で風景が全く違います。
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 ここでは常連のセイタカシギ。休む時には器用に1本足で静止します。
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 ミミカイツブリ。冬羽なので、耳のような模様はありません。
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 谷津干潟のもう一つの名物は、水底にひそんでいます。アカエイです。泥をかぶってじっとしていると、その存在に気づきません。間違って、シギが踏み付けちゃったりしたら、どうなるんでしょうね。潮干狩りでも時々見かけますが、尻尾に毒針を持っているので、触らないようにしましょう。
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 こんな岸近くにもいます。
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 次はご近所、江東区の水路の鳥たちです。
 3態のウが並んでとまっていました。
説明用に便利な並び方ですね。
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 普通の黒いウ。
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 若い茶色のウ。
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 繁殖期の頭の白いウ
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 茂みから首を伸ばすアオサギ
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 ゴイサギの幼鳥
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 水元公園アオサギは、アメリカザリガニをパックリ。
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 そしてゴックン。
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 一番のキレイどころは、やっぱりカワセミですね。
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 美しい鳴き声で、どんなきれいな鳥なのかと、かきたてられた想像力を台無しにするのは、侵略者として嫌われているガビチョウ。
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 最後は古都奈良の斑鳩の里に住むというイカルです。川崎市の生田緑地に都落ちしていました。
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