白い桑の枝はクワカミキリの犯行

　新宿御苑には大きなカミキリムシがいました。クワカミキリです。かなりの迫力です。こんなのが沢山いたら、小さな桑の木はすぐ枯れてしまいそうですね。

別の桑の木にもいました。樹皮がガリガリかじられて、枝が白くなっています。これがクワカミキリを探すポイントです。

桑の木には、キボシカミキリもいます。こっちは葉っぱを食べていることが多いですね。触覚が長くて、写真に収まらないくらいです。昔はキボシヒゲナガカミキリという長い名前でした。名前は短くなりましたが、触覚の長さは変わりません。

最後はツユクサで交尾中のアカクビボソハムシです。上に乗っている黒い紋が４つあるのが、一番かわいいですね。下の方の色はヤマイモハムシにそっくりです。この二つがアカクビボソの典型的パターンです。