虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

再開は縁起のいいホウネンダワラから

 仕事が忙しくてブログはなおざり。これはいけませんね。ぼちぼちでも、ブログを再開していきたいと思います。持ちネタは沢山あるんですが、何からいこうかな。と考え始めると、私の性格としては、変なものからスタートしてしまいます。
10日の新宿御苑クヌギの葉先から、ブランブランとぶら下がって、風に揺れているものがあります。おっ、これこそ、あの有名なホウネンダワラ(豊年俵)では。ヒメバチの仲間のマユらしいのですが、名前がいいですね。何だか幸せを運んできてくれそうで、嬉しくなります。田舎にしかないのかな、と思っていたら、こんな都会の真ん中にもありました。
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次はナガヒラタムシ。ギョロっとした目玉の変な虫です。こうして死に真似をしていると、一層奇妙に見えます。小さくて目立たない虫ですが、なぜか一目で「あっ、あの虫だ」と分かる虫でもあります。その理由は?。実はナガヒラタムシは原色昆虫大図鑑・甲虫篇のトップに登場するんです。なんでこんな虫がトップなんだろうと思いますがトップなんだから仕方がありません。
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