高尾にばかり行っていて、「近所の虫のことを忘れているのでは」との批判もありますが、そんなことはありません。
ご近所の虫の代表のようなナガメも、ちゃんと飼育してます。
ご両親は恐らくこの方たちです。
もしかすると、こちらのヒメナガメかもしれません。
卵はご存じ、この茶碗蒸し容器。
茶碗蒸し容器のふたを押し開けて、幼虫が出てきました。
よいしょっと、背伸びする幼虫。
T字型の変な模様がお腹についていますが、これは卵殻破砕器などと呼ばれる、缶切りのようなものらしいです。これを使って、茶碗蒸しのふたをこじ開けるようです。斜め手前の卵には、先に孵化した兄弟が使った破砕器が残っています。
「いやー、狭い部屋だったなー」。
孵化したばかりの幼虫は、茶碗蒸し容器よりずっと大きく見えます。よくあんな狭い所に入っていたものです。
先に孵化した兄弟にあいさつ。
カメムシは本当に群れるのが好き。でも、ここまで団子状態にならなくてもいいような。
ちょっと、わきにどかせてみると、全部の卵が抜け殻になっていました。蓋をきれいに開けて、こんなに行儀よく卵から出てくる虫はカメムシぐらいかもしれません。