虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

高尾山の虫見シュラン・ガイドその30、シャチホコガ幼虫

 今回は東高尾山稜コースの蛾です。

この不思議な生き物は、トゲアシガの仲間。すごいデザインです。
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 ハガタベニコケガの落書きのような模様も面白いですね。
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 ウコンカギバが緑の葉の上に、ワッペンのように張り付いていました。
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 キスジホソマダラもきれいな蛾です。
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 そして、クルミの葉に久々のシャチホコ。異形イモムシの代表ですね。
バイバラシロシャチホコという種類のようです。
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 得意の鯱(しゃちほこ)ポーズです。
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 シャチホコは、魚の体、虎の頭、背中にたくさんのとげを持ち、エビ反りポーズが得意な想像上の怪物ですが、シャチホコガの幼虫はまさに怪物ですね。城の天守閣の守り神ですが、家の門柱の上にシャチホコ幼虫の巨像が乗っていたら、かなり怖い。魔除けや守り神の効果ありそうですが、ちょっと恐すぎるかも。これまた、ムシミシュランガイド星三つです。もしかして、ムシミシュランはゲテモノ好き?。

浅川金比羅参道は、初沢の町外れに出たところで、草戸山への道へとつながります。
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