虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

アカスジキンカメ・フィーバー

 虫の少なくなるこれからの季節、成虫や幼虫で越冬するカメムシがスター級の扱いになります。
中でも楽しいのが、アカスジキンカメ。今頃はいろいろなステージを一度に見られてお得。

虫塾の塾長でもあられるブログ「虫目で歩けば」管理人の鈴木海花さん、昆虫写真家の森上信夫さんなど、超豪華メンバーで高尾駅周辺を散策していると、ゴンズイの木に2齢幼虫と思われる集団を発見。
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一匹は3齢への脱皮の真っ最中。虫目系の豪華メンバーの視線を一身に集めて、ちょっと緊張気味ですね。
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横浜周辺では、キブシの木で、何十匹もの幼虫を発見。一枚の葉に一匹、一房の実に一匹という感じで散らばっていました。これから冬が近づいて寒くなると、一枚の葉裏に身を寄せ合うようになるはずです。
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恐らく3齢

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こちらは4齢でしょう。

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おなじみの笑い顔は終齢幼虫です。

その他のカメムシは、アカサシガメ、メンガタカスミカメ、エビイロカメムシ。これからの季節、たびたびお世話になりますのでよろしく。
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