虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

昆虫記者、動物記者に転向か

 animals and insects of kinabatangan ①

 今回のボルネオ旅行は、キナバタンガン川とセピロック。まずは野生動物天国のキナバタンガン川沿いのボルネオ・ネーチャー・ロッジに向かいます。
 8月3日の昼過ぎ、マレーシア・サバ州の東端の町、サンダカンの空港に到着すると、すぐさまネーチャーロッジからのお迎えのバンに乗り込みます。

 ネーチャー・ロッジは2人一部屋で1泊4万。1人当たり一泊2万円にもなります。2泊3日のスタンダードのパッケージでは2人で系8万円。家計が火の車の虫記者にとっては、目から火花が出る高額です。
 これが、マレーシア人の場合だと半額になります。マレーシア人に成りすませば、安上がりですが、そんなことをして逮捕されたら末代までの恥さらしですね。
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 のんびりと時間を過ごしたくなる素敵なロッジですが、スケジュールがいっぱいで、のんびりとはさせてくれません。

 でもこの値段、サービス内容を考慮すると、決して高くはないのです。ネーチャー・ロッジはワイルドライフ・ツアー専門のホテルですから、到着日の夕方と翌日の朝、夕の計3回、それぞれ3時間ほどのキナバタンガン川クルーズが、もれなく付いてきます。さらに、2日目の午前中には、ジャングルトレッキングと、付近の村の散策もありました。
 近くにファストフードの店などはない隔絶された地ですから、朝昼晩3食すべてロッジの食堂で食べます。もちろん無料です。バイキング形式ですが、かなり美味しいです。今回の旅行での食事の中では、ここが一番でした。
 また、交通の便も悪いので、空港やサンダカンのホテルまでの送り迎え(片道2時間近くかかります)のサービスも、宿泊料金に含まれています。さらに、3日目にチェックアウトした後の、サンダカンまでの移動の途中に、ゴマントン保存林に寄っていくという、想定外のサービスも付いていました。
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ロッジの船着場です。

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 船着場から見たキナバタンガン川。その水は、あくまでも泥色。

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 ロッジの目覚まし時計君です。毎朝けたたましく鳴きます。

 1日目、ロッジに到着するとすぐさま、夕方のクルーズに出かけます。動物出現の情報えを得て、猛スピードで走るボート。川面の風が心地よく、猛暑の東京よりも、ずっと涼しく過ごすことができます。
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 そして、ボートの行く手には、「ここはアフリカか」と思わせるような野生動物天国が待っているのです。次回以降に乞うご期待。
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