クリスマスまであと１カ月の１１月２５日の葛西臨海公園。初めてオオツノカメムシを見つけた。ヨコヅナサシガメと同じくらいの、かなり大型のカメムシだ。そして、この立派な角。山地性ということで、もしかしたら鑑定間違いかも、と心配ではあるが、ほかにこんなに大きく、こんなに立派なカメムシはいないはず。カメムシは越冬のため、かなりの距離を移動する。こいつも、山から海辺の公園へはるばる飛んできたのではないだろうか。
マグマ大使の悪役、宇宙の帝王ゴアを思い起こす姿。などと言っても、若い人には「何のことやらさっぱり」であろう。
ついでにもう１種、背中にＸ模様のあるアオモンツノカメムシ。ヤツデの花にたくさん集まっていた。冬でも元気なカメムシだ。
カメムシばかりで気分を害した人のために、最後は葛西の夕景色。京葉線の駅は、富士山と観覧車が重なる知る人ぞ知る富士見ポイントである。写真は京葉線車内から撮影したもの。あいにく、富士の山頂は雲に隠れていた。
