明るい笑顔はいつも素敵です。例えそれが悪臭で嫌われれるカメムシでも。
アカスジキンカメムシの幼虫は、背中の模様が大口を開けて笑う顔に見えます。この模様には、個体差があり、薄笑い、苦笑いに見えるものもいます。
冬が近づくと、ミズキやコブシの葉裏に、笑顔の子供たちが大集合します。11月に白金の自然教育園で撮影した写真の中から、ナンバーワンの笑顔の子を探してみて下さい。
でも、中には白い部分が赤くなった個体もあり、そんな子は真っ赤になって怒っているように見えるたりもします。